M&Aのメリット

売り手企業のメリット

M&Aによって事業や企業を売り渡すことは、売り手側にも大きなメリットがあります。優良企業に自社の将来を託すことで、後継者問題を根本的に解決し従業員の雇用を守ることもできるのです。

  1. 事業の承継が可能
  2. 創業者利益を実現
  3. 従業員の雇用先を確保
  4. シナジー効果 (相乗効果) によりさらなる企業体質の強化
  5. 痛みを極力抑えた選択と集中
  6. 廃業コストがかからない

買い手企業のメリット

買い手企業にとってのメリットはさまざまですが、M&Aは経営に不可欠な「ヒト・モノ・カネ」がある程度揃った状態で買収するため、時間と労力を大幅に削減することができます。

  1. 「時間を買う」ことで速やかな事業展開が可能
  2. のれん (ノウハウ、ブランド、人財、商圏) までも取得可能
  3. 投資計画が立てやすい
  4. シナジー効果 (相乗効果) によりさらなる企業体質の強化
  5. 新規事業参入

M&Aのリスク

すべてのビジネスにリスクがあるように、M&Aにも当然リスクがあります。

では、そのリスクが実際に現れる可能性がどれぐらいあるのでしょうか。

それを検証し、回避方法を検討する。そしてリスクに対してリターンはどれほどであるのかを考えていくことが重要なのです。
それが、私たちベイシカルマネジメントの役割になります。

リスクの事例

【情報漏洩】

「M&Aは秘密保持に始まり、秘密保持に終わる」と言われています。

もし適切でない時期に情報が漏洩してしまうと、情報に尾ひれ・背びれがつき、社内外に間違った認識を与えてしまうことになりかねません。

そうなると、従業員からの反発や取引先からの信用不和が起こるであろうことは容易に想像ができます。

M&Aの成約確率が「センミツ」、つまり1000件中3件と言われているのは、それだけ秘密保持が難しいということにほかなりません。

【不明瞭なM&Aによる後遺症】

M&Aの仲介会社に依頼せず、自分たちでM&Aをされる場合に多い事例です。M&Aの手法や契約条件、認識の違いなど、あいまいな状態でM&Aを実行されると、売却後にさまざまな禍根が残るものです。

事業が上手く引継げず、M&Aによるシナジー効果が半減してしまうこともあります。

ただし、これらのリスクは、熟練したアドバイザーやコンサルティング会社に仲介してもらう事で軽減することが可能です。

リスク回避を視野に入れたM&Aは、当社の経験豊富なM&Aコンサルタントへおまかせください。